社内の環境活動

当社は毎週月曜日のミーティングで、『今日の一言』という3分間スピーチを、全社員が持ち回りで行っています。社員の関心事は、経済、日常、環境と多岐にわたっていますが、最近は、環境問題についてのスピーチが増えてきています。その中のいくつかをご紹介します。

コロナウイルスの流行でプラゴミが増加・・

フェースシールドや透明な衝立をはじめ、さまざまな医療用機材はプラスチック製品です。医療用機材や、使い捨てマスクの多くもプラスチックで出来ており、マスクが海洋プラゴミとして大量に香港などに漂着しているそうです。使い捨てマスクはマイクロプラスチックとなり海底に蓄積し、やがては人間が口にする魚介類の汚染につながる可能性もあります。使い捨てマスクによる環境汚染をもっとも少なくする方法は?

例えば 4枚の布などのリユースマスクを、洗濯しながら1年間交互に使用すると、使い捨てマスクと比較して60%ゴミの量を削減できると予想されます。

電書籍は本当にエコ?

~紙の本の場合~  本一冊が生産されてから廃棄されるまで、本のライフサイクル全体でのCO2排出量は平均7.46kg(ネット購入した場合の数値、車で書店に購入しに行った場合排出量はその2倍)。

~電子書籍の場合~  Kindle、スマホ、タブレットなどの電子端末を1台生産する為に、コルタンのような鉱石も含む14.96kgの鉱物の採掘、またバッテリーを生産し、プリント基板の製造などに、79ℓの水と、100kWhの電力量(二酸化炭素29.93kg分)が必要。それだけでなく製造時、窒素酸化物や硫黄酸化物が大気に排出されることで、呼吸器系の重い病気を引き起こすことも・・

~リサイクル紙によって生産された本の場合~  リサイクル紙の利用は資源の節約となり、熱プレスをするペーストを得るのに2ℓの水しか消費しません。さらに、石油溶剤を用いず、大豆由来のインクで印刷される書籍は増えており、紙を漂白するために塩素を用いる生産者の数は減っています。※(それぞれ、CO2排出量としての比較はされていません。)

電子書籍は ・かさばらない ・いつでも買えて、すぐ読める ・値段が紙よりも安い、などメリットはありますが、最も環境に良い選択は、リサイクル紙によって生産され、大豆由来のインクで印刷された、紙を塩素で漂白していない書籍です。また中古の本や図書館を利用することも良い方法だと思います。

私自身は、書店に行って本を見ながら選んだり、本を所有していることに喜びを感じており、電子書籍は利用していません。今はネットで調べることが当たり前の世の中で、簡単に「なるほど」と思うことが出来ます。しかし、その「なるほど」は苦労なく得られた為か、「知識」として自分に身に付きにくいと感じています。時間があれば書店や図書館に行き、調べ物も良いかも?

次回は当社環境委員お勧めの、環境問題を考える書籍のご紹介を予定しています。